データセンターサーバー。写真=FADU

FADUは7月30日、米サンタクララで8月4〜6日に開催される半導体関連イベント「FMS 2026(Future of Memory and Storage)」で、基調講演を行うと発表した。AIインフラ需要の急拡大を背景に、ストレージのボトルネック解消に向けた取り組みを打ち出す。

講演テーマは「AIストレージの未来:シリコン革新からハイパースケール効率まで」。ナム・イヒョン代表、イ・ジヒョ社長に加え、SanDiskの主任エンジニアであるロス・ステンフォート氏が登壇する。FADUは、AIインフラ向け中核ストレージ技術の開発方針と、次世代Gen6 SSDの開発成果を紹介する。

あわせて、スループット、低遅延、電力効率を同時に追求する設計アプローチについても説明し、ハイパースケール環境での具体的なメリットを示す。

ステンフォート氏は、過去2年間にわたるAIデータセンター向け要件の変化を踏まえ、高容量NANDフラッシュとストレージの状態をリアルタイムで把握する技術が、フラッシュ市場の革新をどう後押ししているかを解説する。AIと機械学習の急成長により、ストレージには性能、電力効率、発熱管理の各面でかつてない水準が求められており、エコシステム全体での緊密な協業が不可欠だという。

FADUは今回のFMSに、最上位の「Executive Premier」区分で参加する。ブースでは、Gen6およびGen5コントローラ、AIストレージ向けサーバー、電力ソリューション、液冷システムなどを展示する。

今回のFMSでは、Gen6 SSDの実機を初公開するほか、Gen6の性能デモとAIストレージのデモも実施する予定だ。

ナム代表は「FMSは、ビッグテックやハイパースケーラーのエコシステムの中でFADUの技術力を世界に示せる重要な舞台だ。既存パートナーとの協業強化に加え、新規顧客の開拓にもつなげたい」とコメントした。さらに「次世代Gen6、Gen5のSSDコントローラや電力ソリューションなど、AIデータセンターに特化した製品ポートフォリオを軸に、拡大するインフラ需要に対応し、ビッグテックやハイパースケーラーの要件に応えていく」と述べた。

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