Teslaは7月29日、熊本県で最大震度7を観測した地震を受け、九州のスーパーチャージャー10拠点を8月5日午前0時まで無料開放すると発表した。被災時の移動や充電を支援する措置として実施する。
Teslaの充電事業の公式アカウント「Tesla Charging」によると、対象期間中は九州の対象拠点でスーパーチャージャーを無料で利用できる。
対象は九州5県の計10拠点。内訳は、熊本、宮崎、大分、鹿児島が各1拠点、福岡県が6拠点。福岡県内の対象は、北九州、福岡、福岡東、福岡博多駅南、福岡中洲川端、福岡西の各拠点となる。
Teslaは、7月28日に熊本県で観測された地震を踏まえ、今回の緊急支援を決めたとしている。
スーパーチャージャーは、Teslaが自社で整備・運用する電気自動車向けの急速充電ネットワーク。日本では2026年5月末時点で、全国150拠点に計744基の充電器を展開している。
Teslaは過去の自然災害でも同様の支援を実施している。2024年1月の能登半島地震では、北陸のスーパーチャージャーを約1週間にわたり無料開放し、緊急時の充電を支援した。
地震発生後は、電源確保を支援する動きも広がっている。モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT」を運営するINFORICHは同日、熊本県内84拠点でモバイルバッテリーを最大48時間まで無料で貸し出すと発表した。アンカー・ジャパンも、被災地域の自治体向け支援に乗り出す計画を明らかにしている。
今回の無料開放は九州の10拠点に限られ、期間は8月5日午前0時まで。今後、支援期間の延長や対象拡大の有無が焦点となる。