Microsoft(写真=Shutterstock)

Microsoftがコードネーム「Aion」の「Copilot OS」試作機を開発していたことが、2024年の内部資料流出を通じて明らかになった。Windows Centralが7月3日、流出資料の内容として報じた。

報道によると、AionはMicrosoft Edgeを基盤にしたWeb技術ベースのUIを採用する。スタートメニューやタスクバー、ウィンドウの重ね表示といったデスクトップ機能を備え、Windows 11上ではデスクトップシェルを置き換えて動作するほか、Android Open Source Project(AOSP)ベースのAndroid上でも動作するという。

流出資料には、「Win3」と呼ばれる別の互換OSへの言及もあった。Windows Centralは、これをレガシーコードを削減した軽量版Windowsと位置付け、起動速度やバッテリー駆動時間、セキュリティの向上を狙う一方、従来型アプリをサポートしない設計になる可能性があると伝えている。

Aionで実行できるのは、WebアプリとWebサイトに限られる。従来のWindowsアプリが必要な場合は、Windows 365と連携し、クラウドPC経由で提供する構想とみられる。

UIの中核にはCopilotが据えられる。スタートメニューにはWindowsアイコンではなくCopilotアイコンを採用し、ユーザーはマルチモーダルなオムニボックスを起点に、Web閲覧やファイル検索、AIチャット、Webアプリの起動をまとめて行えるという。

Project Aionが実際に製品化されるかは不透明だ。Microsoftは最近、WindowsとAndroidのコードベースを土台にしたエージェント型OS「Project Solara」を発表している。

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