NHN KCPは7月3日、KOTRA(大韓貿易投資振興公社)と共同で、日本市場への進出を目指す韓国企業向け説明会を開催したと発表した。決済インフラや輸出支援制度を紹介したほか、個別相談会も実施した。
説明会は7月2日に「NHN KCP・KOTRA 日本市場進出説明会」として開催した。日本進出を準備する韓国の加盟店や企業を支援するのが狙いで、NHN KCPが日本でのPayPay提供開始を見据えて企画した。
PayPayは日本の主要なモバイル決済サービスの一つ。同社によると、累計加入者数は7430万人、2025年の年間取引額は19兆4000億円に上った。
当日は、日本市場への進出を準備する韓国企業約50社が参加した。SB Payment ServiceやPayPayなどのグローバルパートナーも同席した。
午前のセッションでは、日本の決済市場の動向に加え、PayPayの導入計画を紹介した。NHN KCPは、日本の決済代行会社であるSB Payment Serviceを通じてPayPayサービスを提供する予定だ。
あわせて、貿易代金のカード決済プラットフォーム「GTPP」の活用法も説明した。Kビューティーやファッション、コンテンツ分野など、日本向け越境ECを手掛ける企業が利用できる決済ソリューションも案内した。
午後には参加企業を対象に1対1の個別相談会を開いた。決済システム連携、海外マーケティング、現地物流、法務ガイドなど各分野の専門家が相談に応じた。
NHN KCPのノ・ジェウクPG事業部専務は「日本最大級の決済網であるPayPayのインフラと、KOTRAの輸出支援力に対する韓国企業の関心の高さを確認した」とコメント。「韓国の加盟店が日本市場で成果を上げられるよう、越境決済インフラの支援を継続していく」と述べた。