写真=D'LIVE

D'LIVEは7月3日、広告付き無料ストリーミングテレビ(FAST)サービス「DIVA」の成長を受け、B2B事業と広告事業の拡大を本格化すると発表した。

同社によると、DIVAのトラフィックは前年5月の70倍、広告表示回数は前年5月比16倍に増加した。

成長の背景について同社は、コンテンツ競争力の強化と使い勝手の改善を挙げる。2025年10月にYTNチャンネルを追加し、2026年4月には「DIVA自動実行」機能を導入。ユーザーがサービスにアクセスしやすい環境を整えたとしている。

今後は、車載インフォテインメントや中小企業向けTV、宿泊施設など幅広い分野でB2B提携を拡大する方針だ。DIVAの展開先を広げるとともに、統合広告プラットフォームを基盤に広告主の獲得を進め、広告収益の拡大も狙う。

広告収益はコンテンツ強化に再投資する。現在のDIVAのチャンネル数は21で、地域コンテンツ、ニュース、映画、ウェブドラマ、アニメ、キッズ、文化芸術、クリエイター、ドキュメンタリー、ゲームなどを提供している。今後は50超まで拡大する計画だ。

D'LIVEは2023年にFASTサービスを開始して以降、地域密着型コンテンツを軸にチャンネル数を増やしてきた。2024年にはサービス名を「DIVA」に変更し、FASTサービス・ソリューション企業のNew IDと連携してコネクテッドTV(CTV)市場の開拓に乗り出した。

2025年には、Prism Koreaのテレビ製品にDIVAを搭載し、視聴者基盤を広げた。

DIVAを含む自社OTTデバイス「D'LIVE OTTv セットトップボックス」は、これまでに約57万台を販売した。車載インフォテインメント向けにも約1万台にDIVAを搭載したという。

D'LIVEの関係者は「過去3年間、DIVAの競争力強化に向けてコンテンツ投資と規模拡大を並行して進めてきたことが、今回の成果につながった」としたうえで、「統合広告プラットフォームとしての強みと柔軟性を生かし、視聴者と広告主の双方に価値を提供するプラットフォームへ育てていく」とコメントした。

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