写真=科学技術情報通信部

科学技術情報通信部は2日、国家研究開発(R&D)の「第2次 国家研究開発中長期投資戦略(案)(2026〜2030)」の策定に向けた公聴会を、ソウル市良才洞のエルタワーで開催した。戦略案では、AIによる分析結果を基に4大戦略・8大課題を提示しており、同部は今後、関係省庁との調整を経て8月中の確定を目指す。

この中長期投資戦略は、科学技術基本法に基づく国家R&D分野の5カ年計画で、今後5年間の予算配分に向けた投資目標と方向性を示す。6月に示された第6次科学技術基本計画がイ・ジェミョン政権の科学技術分野における目標と課題を掲げたのに対し、今回の戦略はそれを実行に移すための投資ロードマップという位置付けだ。

同部によると、戦略案の策定に当たっては、過去20年分の科学技術論文3400万件と、国政課題を含む政府公表の科学技術政策20件余りをAIで分析し、基礎データを整備した。さらに、総括委員会、13の分科委員会、科学技術諮問会議の10の専門委員会などに参加した専門家約400人が、30回以上の会議を通じて案を取りまとめたという。

公聴会では、科学技術革新本部が、今後5年間の技術主導型成長の実現に向けた投資の方向性を説明した。国家レベルのミッションや成果目標、年度別マイルストーン、投資ポートフォリオを連動させたロードマップとして、4大戦略・8大課題を公表した。

また、ナ・ギョンファン中長期投資戦略総括委員会委員長を座長に、AI、バイオ、半導体、政策、人材分野の専門家によるパネル討論も行われた。討論では、専門家の知見とAIのデータ分析を組み合わせることで、投資分野をより客観的に導き出した点に意義があるとの評価が上がった。

公聴会の模様は、会場参加に加えてYouTubeでもライブ配信した。科学技術情報通信部は、公聴会で出た意見を反映して戦略案を補完した上で、関係省庁の意見聴取を経て、8月中に国家科学技術諮問会議の審議・議決を経て確定する方針を示した。

パク・インギュ科学技術革新本部長は「中長期投資戦略は、半導体スーパーサイクル後を見据えた新たな成長エンジン創出の青写真だ」と述べた。その上で「今後も現場との対話を続け、必要な支援を行っていく」と語った。

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