写真=Samsung Electronics

Samsung Electronicsは7月2日、韓国放送通信委員会が実施する視覚・聴覚障害者向けテレビ無償普及事業の供給事業者に、7年連続で選定されたと発表した。

この事業は、障害者の放送情報へのアクセス向上を目的に、専用機能を備えたテレビを普及する取り組み。韓国放送通信委員会傘下の視聴者メディア財団が、申請者のうち優先順位に基づいて対象者を選定する。

Samsung Electronicsは、43型フルHDスマートテレビを3万5000台、今月末から年末まで順次提供する。低所得層の視覚・聴覚障害者には無償で提供し、それ以外の対象者は10万ウォンを負担する。

今年度の対象製品には、色弱・色覚障害のある視聴者向けに、白黒表示機能と、赤・緑・青を調整できる「SeeColorsモード」を搭載した。あわせて、AIで手話映像の位置を自動認識する機能も採用。手話映像と字幕が重ならないよう字幕位置を移動できるほか、特定領域の拡大表示によって弱視者の視聴を支援する。

視覚障害者向け機能としては、操作メニューの音声ガイド、音声の速度・高さ・性別の調整、高コントラスト表示などを備える。聴覚障害者向けには、字幕の位置やサイズの調整、音声の多重出力機能を提供する。

Samsung Electronicsの韓国統括副社長、オ・チオ氏は「誰もが制約なくテレビでコンテンツを楽しめる環境づくりを責務と考え、アクセシビリティ技術の開発に取り組んでいる」とコメントした。

申請は、住所地を管轄する住民センター、または視覚・聴覚障害者向けテレビ普及専用ホームページで受け付ける。

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