Woori Investment Securitiesは7月2日、Ulsan GPSとSK Multi Utilityの持分取得を巡る6000億ウォンの買収ファイナンスで、6月30日に主幹事業務を完了したと発表した。発足後で最大規模の案件となる。1兆ウォン規模の有償増資で資本余力を高めた後、投資銀行業務(IB)分野で大型案件への関与を広げている。
案件は、Stick Alternative Asset ManagementとKorea Investment Private Equityのコンソーシアムが進めたもの。SKグループのエネルギー発電所資産であるUlsan GPSとSK Multi Utilityの持分取得を対象とし、取引総額は1兆6000億ウォンに上る。
Ulsan GPSは、液化天然ガス(LNG)と液化石油ガス(LPG)の両方に対応するコンバインドサイクル発電所。国内最高水準の設備と低い燃料調達コストを背景に、安定的な発電能力を持つとされる。
SK Multi Utilityは、蔚山美浦国家産業団地の入居企業に直接電力を供給する分散エネルギー事業者だ。蔚山美浦国家産業団地は、国家産業団地の中で生産実績が最も大きい地域とされる。
Woori Investment Securitiesは、優先交渉権者の選定前からコンソーシアムと協業した。金融アドバイザリーや引受主幹事、投資を含む総合的な金融サービスを提供し、案件の円滑な完了を支援したとしている。
同社は「今回の取引は、買収ファイナンス市場における競争力を示す意味のある案件だ。今後も差別化した金融ソリューションを武器に、大型案件へ積極的に参画していく」とコメントした。