WemadeのMMORPG「Night Crows」が、中国で外資版号を取得した。中国国家新聞出版署が6月30日に更新した「2026年輸入オンラインゲーム承認情報」に掲載されており、中国展開に向けた準備が本格化する。
承認情報によると、「Night Crows」は中国名「夜鸦」で外資版号を取得した。承認日は6月29日。対応プラットフォームはモバイルとクライアントで、出版単位は北京中電電子出版社、運営単位は北京創夢網科技有限公司。許可文書番号は「国新出審〔2026〕1504号」、出版物番号は「ISBN 978-7-498-17157-3」と記載されている。
今回の6月分の外資版号リストには、計8タイトルが含まれた。このうち韓国ゲームとして確認されたのは「Night Crows」のみだった。外資版号は、海外ゲームが中国で正式にサービスを提供するために必要な許認可手続きの一つで、取得後すぐに配信開始となるわけではない。ただ、中国展開に向けた重要な節目となる。
「Night Crows」はMad Engineが開発し、WemadeがサービスするMMORPGだ。Unreal Engine 5によるグラフィックスや大規模戦争コンテンツを特徴とし、2023年の韓国リリース以降、Wemadeの主力タイトルの一つとして位置付けられてきた。
同作は4月時点で、グローバル累計売上が約7500億ウォン、累計利用者数は1400万人を記録した。韓国のほか、台湾、インドネシア、タイ、フィリピンなどアジア主要市場でもアプリマーケット売上ランキングの上位に入り、グローバルの最大同時接続者数は45万人を超えたという。
Wemadeは6月12日、Mad Engineと「Night Crows」のIPを基盤とする新作のパブリッシング契約を締結した。新作「Night Crows W」は、PCとモバイルに対応するグローバル・ワンビルドMMORPGとして開発中で、年内のグローバルリリースを目指す。
今回の版号取得により、Wemadeは「Night Crows」IPについて、既存作の中国展開と新作「Night Crows W」のグローバル投入の両面で事業を進めることになる。