Meituanのフードデリバリードローンが受け取り用キオスクに着陸する様子(写真=YouTubeキャプチャ)

Meituanは、コードネーム「Owl Alpha」として知られていたAIモデル「LongCat-2.0」を公開した。GitHub、Hugging Face、自社プラットフォームで同時に提供を始めた。VentureBeatが29日(現地時間)に報じた。

報道によると、Owl Alphaは過去2カ月にわたり、OpenRouter上で匿名のまま提供され、開発者向けランキングの上位を維持していたという。

Meituanによれば、LongCat-2.0は1兆6000億パラメータのMixture of Experts(MoE)モデル。最大100万トークンのコンテキスト長に対応し、商用利用可能なMITライセンスを採用した。

ベンチマークでは、SWE-Bench Proで59.5点を記録し、GPT-5.5の58.6点を上回った。Terminal-Bench 2.1では70.8点、SWE-Bench Multilingualでは77.3点だった。

料金設定にも特徴がある。一度読み込んだ内容を再利用する場合は課金しないとしている。

通常のAPI料金は、入力100万トークン当たり0.75ドル、出力100万トークン当たり2.95ドル。期間限定のプロモーションでは、入力を0.30ドル、出力を1.20ドルに引き下げる。

学習インフラも注目点の1つだ。MeituanはLongCat-2.0の学習に、NVIDIA製GPUを使わず、5万個超の中国製ASICで構成したクラスタを用いた。

Meituanは2010年にワン・シン氏が設立した企業で、中国のデリバリー系スーパーアプリ市場を主導してきた。足元では収益性の鈍化を受け、AIと半導体技術に数十億ドル規模を投資する方針を示している。

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