Shiba Inu(SHIB)が6月に24%超下落し、2026年で最大の月間下落率となる可能性が高まっている。価格は0.000004182ドルまで下落し、年初来安値も更新した。市場では、7月に反発へ転じるかどうかに注目が集まっている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが29日(現地時間)に報じたところによると、Shiba Inuは6月に入ってから24%以上下落した。年内の月間パフォーマンスとしては最も厳しい水準となっている。
今回の下落は、Shiba Inu固有の材料によるものにとどまらない。暗号資産市場全体でボラティリティが高まる中、ミームコイン市場の軟調さも重なり、時価総額上位のミームトークンであるShiba Inuの下げが目立った。CryptoRankの集計でも、6月の下落率は24%超に達し、年内で最も不振な月となる様相だ。
年初来の値動きも不安定だ。直近6カ月のうち4カ月は大幅安で終えた。2025年3月と4月にはそれぞれ2.72%、4.74%上昇したものの、持続的な回復にはつながらず、その後は再び売り圧力が強まり、上昇分の大半を失った。
6月の下落が特に注目されるのは、月末を待たずに年初来最大の調整幅となったためだ。価格は調整局面で0.000004182ドルまで下げ、年初来で最も低い水準を付けた。市場参加者の間では、今後の値動きに対する警戒感が強まっている。
この下落を受け、年内に価格の桁が一段切り上がるとの期待も後退した。Shiba Inuにはこれまで反発期待が残っていたが、直近の下げでその見方は弱まっている。今回の調整が短期的な値動きにとどまらず、年初来安値の再更新につながったことも警戒感を強める要因となった。
もっとも、7月の動向を現時点で断定するのは難しい。過去の実績を見ると、7月はShiba Inuにとって比較的堅調な月とされてきた。このため市場の一部では、過去のパターンが再現されるかを注視している。アナリストの間でも、歴史的な値動きをなぞる形で来月に大きく持ち直す可能性を指摘する声がある。
Shiba Inuの短期的な方向感は、ミームコイン市場全体の投資家心理と、暗号資産市場のボラティリティが落ち着くかどうかに左右される公算が大きい。6月が年内最大の月間下落で終わる場合、7月に反発できるかどうかが、下期の値動きを占う上で最初の焦点となりそうだ。