写真=Neologic

イスラエルの半導体ファブレス企業Neologicは6月30日、フランス・パリで開かれた欧州の技術・スタートアップ見本市「VivaTech 2026」で、次世代AIサーバーCPU技術を披露したと明らかにした。電力効率の改善とAI推論コストの抑制を打ち出し、欧州のクラウド事業者やサーバーメーカーとの協業機会を探った。

同社によると、AIインフラが抱える課題のうち、特に半導体の電力効率と推論コストの改善に注力している。CPUの適用領域を汎用コンピューティングにとどめず、AI推論にも広げることで、GPU偏重のインフラで膨らむ電力消費や運用コストの負担軽減を目指す。

会場では、グローバルおよび欧州のクラウドサービス事業者、サーバーメーカー、半導体関連OEMの関係者と面会し、今後の技術提携や商用化に向けた協力の可能性について協議したという。

共同創業者兼CEOのアビ・メシカ氏は、「現在、AIワークロードの約90%を推論が占めており、データセンターは電力消費と運用コストの両面で新たな限界に直面している。その結果、データセンターの顧客は年間のAI関連予算を想定以上のペースで使い切っている」とコメントした。

そのうえで同氏は、「Neologicは、コスト効率と電力効率に優れたAIサーバーCPUによって、クラウドサービス事業者とその顧客が、より低コストで持続可能なAI推論ソリューションを活用できるよう支援する」と述べた。

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