写真=HP

HPは6月29日、OpenAIと提携し、同社の企業向けAI基盤「OpenAI Frontier Platform」を自社の社内外サービスに統合すると発表した。顧客向け・パートナー向けソリューションのほか、分析業務やソフトウェア開発など幅広い領域でAI活用を進める。

HPの最高戦略・イノベーション責任者(CSIO)、プラカシ・アルンクンドルーム氏は、「OpenAIとの協業は、AIがより良い成果を生み出す方法を根本から再設計する機会だ」とコメントした。その上で、Frontier Platformを通じて、店舗、パートナー支援、チャット、音声対応にまたがる一貫したサービス基盤を整備し、顧客とパートナーがより迅速に回答を得られるようにするとともに、日常業務の処理効率向上につなげる考えを示した。

同社は今後、AIを顧客向け・パートナー向けソリューション、ワークフォース体験プラットフォーム(WXP)を活用した顧客テレメトリーの分析、従業員の生産性向上、ソフトウェア開発全般に適用していく計画だ。

OpenAIの最高収益責任者(CRO)、デニス・ドレッサー氏は、「HPはAIを実際の業務システムに組み込み、企業変革を実現している」と述べた。さらに、「ChatGPTやCodexといったOpenAIのツールを概念実証にとどめず、実務に定着させた代表的な初期パートナーだ」と評価した。

HPは今回の提携に関連し、既存のワークフローに自然に組み込める「エージェントAI機器」も開発中だと明らかにした。

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