写真=Goldfinch

分散型信用プロトコルのGoldfinchが、トークン保有者投票を経て実質的な事業縮小に入る見通しとなった。可決が見込まれる提案「GIP-87」に基づき、新規開発を停止し、今後は貸付回収と利用者アクセスの維持に軸足を移す。

The Blockが報じたところによると、共同創業者のマイク・サル氏とブレイク・ウェスト氏が提出したGIP-87は、23日(現地時間)時点で成立に必要な定足数を4倍超上回った。Goldfinchのネイティブガバナンストークン「GFI」では、約110万GFIの賛成が集まり、反対票はなかった。

提案が可決されれば、Goldfinchは「新規プロトコル開発と成長施策を停止」し、貸付の回収とユーザーのアクセス維持を優先する方針だ。

中核開発チームのWarbler Labsは、Primeサービスの終了、既存アプリの維持、2年間の運営支援に充てる費用として15万ドルを受け取る。貸付回収業務は、リストラクチャリング責任者のテッド・ゲビン氏が率いる新設トラストが担う。

Goldfinchは2021年のDeFiブームの中で、a16zとCoinbase Venturesが主導する形で1100万ドルを調達した。

これまでに約1億ドルの融資を取り扱ったが、一部の借り手プールで延滞や焦げ付きが発生し、ここ数年は再編と法的手続きを進めてきた。

こうした経緯を受け、コミュニティからは批判も相次いだ。あるユーザーは「運営側の無能と怠慢で、人々は数千ドルを失った」と投稿。別のユーザーも「すべての取引がデフォルトか破産に終わった」と批判した。

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