米民主党の上院議員17人は6月26日、商品先物取引委員会(CFTC)が予測市場を巡って州の規制当局と争っている訴訟に、連邦予算を充てないよう求めた。州のギャンブル規制権限を損ない、消費者保護を弱める恐れがあるとの立場を示している。
Cointelegraphによると、議員らは上院歳出委員会・金融サービス・一般政府小委員会の指導部に書簡を送付した。書簡では、州のギャンブル規制当局を相手取った訴訟に対し、CFTCが予算を支出できないよう措置を講じるよう要請した。
書簡は、リチャード・ブルーメンソール上院議員、ジェフ・マークリー上院議員のほか、民主党議員15人の連名で送られた。
議員らは、マイケル・セリック委員長が予測市場をCFTCの専属管轄に当たると位置付け、州当局の規制権限を侵害していると批判した。セリック委員長は、対象となるプラットフォームのイベント契約が、CFTCの管轄下にあるスワップに該当すると主張してきた。
また、CFTCのこうした対応は、オンライン予測市場が州による消費者保護や監督を潜脱する動きを後押ししかねないと指摘した。あわせて、ギャンブル規制を巡る規制緩和競争につながる可能性があるとも警告した。
CFTCは6月時点で、コネティカット、イリノイ、アリゾナ、ケンタッキー、ウィスコンシン、ニューヨーク、ミネソタ、ロードアイランド、ニューメキシコの各州規制当局と、予測市場を巡る法廷闘争を続けている。
一方、KalshiやPolymarketなど一部の事業者も、州当局を相手取って別途訴訟を起こしており、CFTCの立場を支持している。
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