写真右から、KT Cloudのコン・ヨンジュンCloud本部長、Kakaoのキム・セウンAIシナジー成果リーダー(写真提供=KT Cloud)

KT Cloudは6月26日、KakaoとAI安全性分野で連携すると発表した。KT CloudのAIインフラ基盤とKakaoのAI Safety技術を組み合わせ、顧客が生成AIサービスを安心して開発・運用できる環境の整備を進める。

第1段階として、KT Cloudは4月に公開した公的顧客向けのRAGベース生成AIサービスプラットフォーム「RAGスイート2.0」に、KakaoのAIガードレールモデル「Kanana Safeguard」を連携させる。

Kanana Safeguardは、韓国語や韓国の文化・法的文脈に対応したAI Safetyモデルだ。有害コンテンツの生成や不適切な応答、プロンプト攻撃などを検知・遮断し、生成AIの安全な活用を支援するという。

両社は今後、ガードレール機能に加え、モデル評価システムや、さまざまな攻撃シナリオを基に脆弱性を診断するAIレッドチーミングシステムなど、複数のAI SafetyツールをKT Cloudの顧客環境に段階的に提供する計画だ。

さらに、KT Cloud環境で収集される顧客フィードバックや運用データを基に、AI Safetyツールを統合・管理する運用プラットフォーム分野にも協業を広げる。

KT Cloudのキム・ボンギュン代表は「生成AIの普及が進む中、性能だけでなく、責任あるAI活用の基盤整備も重要になっている」とコメント。「Kakaoとの連携を通じて、AIインフラと安全性技術を組み合わせ、公的・民間の顧客がより信頼できる環境でAIサービスを開発・運用できるよう支援していく」と述べた。

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