Morgan Stanleyでデジタル資産マーケット統括を務めたアンドリュー・ピール氏が設立したTVL Capitalは、500万ドル(約7億5000万円)を調達した。機関投資家向けのデジタル資産インフラを手掛ける同社は、調達資金を開発体制と事業開発の強化に充てる。
今回の資金調達ラウンドは、米サンフランシスコのベンチャーキャピタルFramework Venturesが主導した。
TVL Capitalは今後、「Chain Traded Product(CTP)」の開発と展開を加速する。CTPは、ブロックチェーン上で発行・決済・管理する機関投資家向けの構造化デリバティブ商品で、同社はこれを上場投資商品(ETP)のオンチェーン版と位置付けている。
ピールCEOは、「構造化商品は条件付きのリターンとプログラム可能な設計を備えており、スマートコントラクトのインフラと親和性が高い」とコメントした。
また、Framework Venturesの共同創業者であるマイケル・アンダーソン氏は、「2兆5000億ドル規模の構造化商品市場のオンチェーン化は、実現できるかどうかではなく、いつ実現するかの問題だ」と述べた。
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