Googleが、次世代AIチップ「TPU」の一部の部品について、Samsung Electronicsへの生産委託を検討している。The Informationが11日(現地時間)に報じた。
報道によると、GoogleはTPUの一部部品をSamsung Electronicsの2ナノメートル工程で製造する案を巡り、同社と協議している。Googleはこれまで、TPUの生産をTSMCに委ねてきた。
ただ、AIチップ需要の急拡大でTSMCの生産能力が逼迫しているうえ、TPUの外部顧客向け需要も増加しており、追加の生産余力の確保が課題になっているという。
Googleは、TPUの中核となる計算エンジンをTSMCの1.4ナノ工程で製造し、Samsung ElectronicsにはメモリI/Oダイの生産を委託する案を検討しているとされる。メモリI/Oダイはメインプロセッサとメモリをつなぐ役割を担い、大量のデータを継続的にやり取りするAIチップでは重要な部品とみられている。
このチップは早ければ2028年に量産を開始する見通し。もっとも、計画はなお設計段階にあり、今後変更される可能性がある。Googleは台湾のチップ設計会社MediaTekと、次世代TPUの設計を進めている。
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