ジェフ・ベゾス氏。写真=Shutterstock

Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏と、元Google幹部のビック・バジャイ氏が率いる産業向けAIスタートアップPrometheusが、企業価値410億ドルで120億ドルを調達した。Axiosが11日(現地時間)に報じた。

今回の資金は、ジェットエンジンや医療機器、民生用電子機器などの設計・製造プロセスの見直しに充てる。Prometheusは、工場自動化やロボットそのものではなく、試作など量産前段階の機械や工程をAIで最適化することに注力している。

ベゾス氏は、「着想から量産、市場投入までのサイクルは非常に長くなり得る」と説明した。例えば、ジェットエンジンメーカーに推力を10%高めたエンジンを求めれば、開発は10年単位の計画になりかねないとし、「エンジニアがこのサイクルを10倍以上短縮できるよう支援するツールを開発している」と述べた。

Axiosによると、Prometheusは「人工汎用エンジニア(artificial general engineer)」の実現を目標に掲げている。

バジャイ氏は、「現実世界でものづくりを進める速度は、人間の想像力のスピードに遠く及ばない」と強調した。その上で、人々が思い描いたものをより容易に形にできるようになれば、発明の裾野が広がり、より多くの人が参加できるようになるとの考えを示した。

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