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XRPに短期的な下落圧力が強まっている。Cointelegraphは11日(現地時間)、4時間足チャートでヘッド・アンド・ショルダーとベアフラッグの2つの弱気パターンが確認され、オンチェーン指標のMVRV価格バンドも追加下落の可能性を示していると報じた。

目先の焦点は1.09ドル近辺だ。XRPは5日以降、4時間足ベースでヘッド・アンド・ショルダーを形成しており、足元では右肩を作る展開にあるという。ネックラインにあたる1.09ドル前後を明確に下抜ければ、6月の下値目標は0.99ドルになるとみられている。現在値からは約10%低い水準だ。

一方で、1.12ドルを上抜ければ、このパターンは崩れる可能性がある。この水準は右肩の高値であると同時に、20日指数平滑移動平均線(EMA)とも重なる。上抜けた場合は、1.15ドル近辺の50日EMAまで戻りを試す余地があるとした。

別の弱気シグナルとして、ベアフラッグも指摘された。4時間足チャートでは、急落後に上昇チャネル内で値動きが収束する典型的なベアフラッグの形状を示しているという。足元では1.10ドル付近の下限トレンドラインを試しており、4時間足終値でこの水準を下抜ければ、下落再開のシグナルと解釈される。テクニカル上の下値目標は0.94ドルだ。

モメンタム面でも弱さが意識されている。相対力指数(RSI)は43近辺で推移し、中立ラインの50を下回っている。ただ、価格が1.12ドルを回復すれば弱気シグナルは一部和らぐ可能性がある。さらに1.15ドルを明確に上抜ければ、下落シナリオが後退し、1.18~1.20ドル付近の上限トレンドラインまで反発する余地もあるという。

オンチェーン指標では、MVRV価格バンドも下方向の余地を示している。MVRVは、XRPの市場価格と、コインが最後にオンチェーン上で移動した際の平均価格を比較する指標で、保有者が含み益圏にあるか、含み損圏にあるかを測る目安として使われる。現在のXRPは、下限のグリーンバンドに向けてなお下げ余地がある水準にあるとされた。

この下限グリーンバンドは、過去の弱気相場でも繰り返しサポートとして機能してきたという。XRPは2018年、2020年、2022年の主な下落局面で、このゾーン、あるいはその下まで下げた後に、より強い支持を見いだしてきた。今回も同様の値動きが再現される場合、次の主な下値目標は0.96ドルになるとしている。

短期的には、1.09~1.10ドルのサポートと、1.12ドルのレジスタンスが分岐点となりそうだ。1.09ドルと1.10ドルを割り込めば、0.99ドル、その先は0.96ドルや0.94ドルまで下値余地が広がる可能性がある。反対に、1.12ドルを回復して1.15ドルまで上昇すれば、今回示された2つの弱気パターンの信頼性は低下するとみられる。

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