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Shiba Inu(SHIB)の焼却ペースが大きく鈍化している。直近24時間の焼却率は前日比72.04%低下し、焼却量は93万6689SHIB、金額ベースでは約4ドルにとどまった。背景には、個別材料よりも暗号資産市場全体の商い低迷があるとみられる。

ブロックチェーン関連メディアのU.Todayが11日(現地時間)に報じたところによると、週次ベースの焼却率も79.32%低下した。過去1週間の焼却量は1506万SHIBだった。

足元の焼却鈍化については、Shiba Inu固有の要因というより、市場全体の取引縮小を反映した動きとの見方が強い。Santimentは、主要な非ステーブルコイン資産の取引量が複数四半期ぶりの低水準にあるとし、市場は次の材料待ちの局面に入っていると分析した。

デリバティブ市場の地合いも弱い。主要暗号資産では、建玉や資金調達率の動きから弱気センチメントの広がりやショートポジションの増加がうかがえ、市場参加者の売買姿勢は総じて慎重だ。こうした状況が、Shiba Inuの焼却活動の鈍化にもつながっている。

価格面でも戻りは鈍い。Shiba Inuは6日に0.0000043ドルまで下落した後も、0.000004ドル台での推移が続いている。ただ、直近24時間では、米消費者物価指数(CPI)公表後に暗号資産市場が小幅に持ち直し、SHIBも1.87%高の0.000004725ドルとなった。

市場の関心は、ここから反発が続くかどうかに移っている。米労働統計局(BLS)が公表する生産者物価指数(PPI)が、短期的な相場の方向感を左右する材料として意識されている。マクロ環境を巡る不透明感や直近の清算の影響から資金流入はなお鈍いが、市場は米経済指標に敏感に反応する地合いが続く。

Santimentは、大型暗号資産の取引量が約2年ぶりの低水準まで落ち込んだと指摘した。主要な非ステーブルコイン資産の取引量についても、2024年半ば以降で見られなかった水準まで低下しているとし、市場の熱狂と確信がともに後退していると分析している。

もっとも、取引量の減少をそのまま追加下落の前兆とみるべきではないとの見方もある。Santimentは、足元の低調な商いは新たな大幅下落局面の始まりというより、市場参加者の疲労感の表れである場合が多いと評価した。過去には、関心や取引量、参加者の動きが最も落ち込んだ時期の後に、相場が力強く持ち直した例もあったとしている。

こうした中、Shiba Inuは焼却指標の悪化と価格の弱さが並行して続いている。ただ、市場心理が持ち直し、待機資金の一部が流入すれば、小幅な資金流入でも短期的な自律反発につながる可能性はある。今後のSHIBの戻り余地は、焼却指標そのものよりも、市場全体の取引回復やマクロ指標への反応に左右される公算が大きい。

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