Adobeは6月12日、Adobe Acrobat、Adobe Express、AIエージェントを統合した「Acrobat Studio」を韓国で正式提供すると発表した。PDFを対話型の知識ハブとして活用できるようにし、AIを通じた情報抽出や共有、コンテンツ制作を支援する。
同社によると、Acrobat Studioではカスタマイズ可能なAIアシスタントを通じて、ユーザーが回答や示唆、提案を得て共有できる。PDFを単なる文書ではなく、対話型の情報基盤として活用することを狙う。
Adobe Expressの制作ツールやテンプレートに加え、Adobe Fireflyベースの画像・動画生成機能も利用できる。得られた内容を、より簡単にコンテンツとして仕上げられるとしている。
主な機能には、「PDF Spaces」「Acrobat AI Assistant」のほか、Adobe Expressのプレミアム制作ツール、Acrobat ProのPDFツールが含まれる。
このうちPDF Spacesは、Acrobat Studioの新しい動的ワークスペースだ。ファイルやWebサイトのコレクションを対話型の知識ハブに変換し、個人やチームがエージェント型AIアシスタントを使ってファイルと対話できるようにする。
利用者は、洞察の発見や提案の取得、アイデア創出を進められるほか、出典を引用して回答を検証できる。メモを追加し、後から内容を見直すことも可能だ。
共有機能も備え、チームメンバーは共通の知識ハブ上で対話しながら洞察を得て、協業を進められる。送信者は関連する文脈を加えたり、重要度に応じてファイルの順序を並べ替えたりできる。
さらに、質問への回答や提案を担うAIアシスタントを、受信者が必要な情報を得やすいようカスタマイズすることもできる。