韓国の科学技術情報通信部は12日、「AIネイティブ先端バイオ自律実験室構築事業」に着手したと発表した。2026〜2028年に総額495億ウォンを投じ、汎用型の自律実験室1カ所、特化型5カ所を整備する。
同日には、カトリック大学ソウル聖母病院で着手報告会を開き、現場の意見を聞いた。
この事業は、政府が進める「K-ムーンショット新薬開発加速化」ミッションの中核インフラに位置付けられる。AIとロボティクスを活用してバイオ研究開発のボトルネックを解消し、研究室レベルでのAI転換(AX)を促すのが狙いだ。
具体的には、AIが実験を設計し、ロボットが実行、得られた結果を学習に反映するクローズドループ型のAIネイティブ研究環境の構築を進める。
着手報告会には、科学技術情報通信部、韓国研究財団、「K-ムーンショット新薬開発」の総括管理者(PD)のほか、研究責任者や研究チームが参加した。採択された6件の研究課題について研究計画が発表され、汎用分野と特化分野に分けた今後の自律実験室整備計画が共有された。
オ・デヒョン科学技術情報通信部未来戦略技術政策官は、「AIとロボティクスを組み合わせた自律実験室は、バイオ研究開発のパラダイムを変えるゲームチェンジャーになる」と述べた。そのうえで、「政府はK-ムーンショット新薬開発加速化ミッションの中核インフラとして、AIネイティブ自律実験室の整備を進め、バイオ研究のイノベーション・エコシステム構築を後押しする」と強調した。
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