写真=ABB

ABBは6月12日、Samsung Electronicsの企業向けIoTプラットフォーム「SmartThings Pro」と、自社のビル自動化ソリューション「ABB Ability BuildingPro」を連携した統合ソリューションを発表した。ビル運用データの一元管理を通じて、監視や制御の効率化を図るとしている。

ABBによると、今回の統合により、建物の所有者や運用担当者は、統合された環境からビルのデータや分析情報、制御機能にアクセスできるようになる。

今回の協業は、両社が2022年4月に締結した戦略的パートナーシップを踏まえたものだ。当時は、ABBの住宅・商業施設向けビル自動化ソリューション「ABB-free@home(Free@home)」と、Samsung Electronicsの「SmartThings」との連携に向けた共同開発で協力していた。

新たな統合ソリューションでは、さまざまなビル運用データを単一の環境で一元管理できるようにする。建物の所有者や管理者は、使い慣れたデジタル環境で運用状況やパフォーマンスを把握しやすくなるほか、主要データをリアルタイムで監視し、設備全体を柔軟に制御できるとしている。

ABBの電化事業でスマートビル部門を率いるマイク・ムスタファ社長は、「複雑化するビルポートフォリオをより効率的に管理するには、建物所有者にとって信頼できるデータと、扱いやすい管理ツールが欠かせない」とコメントした。さらに「ABB Ability BuildingProとSamsung ElectronicsのSmartThings Proの連携によって、管理者がより正確な情報に基づいて意思決定できるよう支援する」と述べた。

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