Shiba Inu(写真=Reve AI)

Shiba Inu(SHIB)は、4日連続の取引所純流出の後に純流入へ転じた。ただ、価格の反発は限られており、相場はなお下落基調から脱し切れていない。

ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、SHIBは11日(現地時間)、直近の日次ベースで約179億枚の純流入を記録した。

一般に、取引所からの純流出は短期的な取引所への売り圧力の後退を示すシグナルと受け止められる。実際、SHIBでは複数日にわたって取引所外への流出が続き、ある日には3000億枚超が取引プラットフォームから流出した。だが、今回の純流入転換を受けても、市場の反応は限定的だった。

価格面では慎重な見方が続く。SHIBは主要移動平均線を下回って推移しており、全体のトレンドも下向きのままだ。3月から5月にかけて相場を支えていた上昇チャネルが崩れた後は市場構造が大きく変化し、その後の戻り局面でも売り圧力の強さが意識されている。

直近の値動きも同様だ。SHIBは0.0000045ドル(約0.000675円)近辺まで急落した後、いったん下げ止まって小幅に持ち直した。ただ、取引所フローの改善が確認された後も上昇の勢いは乏しい。50日移動平均線と100日移動平均線が引き続き上値抵抗として意識され、価格は直近安値圏から大きく水準を切り上げられていない。

オンチェーンデータと価格の動きに乖離がみられる点も注目される。取引所流出が積み上がる過程では、蓄積を示唆するシグナルもみられたが、市場参加者はそれを積極的な買いにはつなげていないという。

テクニカル指標も、なお強気転換を裏付けていない。相対力指数(RSI)は過売り圏からやや持ち直したものの、全体としては弱い状態が続いている。急落後には出来高も減少しており、価格下落局面でも買い手の積極的な参入が限定的であることを示すシグナルとされる。

もっとも、SHIB保有者にとっては、取引所流出そのものが引き続き蓄積シグナルとして解釈できる点が前向きな材料となる。ただ、チャート上ではそうした動きがまだ明確には確認できていない。U.Todayは、SHIBがオンチェーン指標の改善とテクニカル面の弱気構造の間で、方向感を探る展開にあると伝えた。

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