Dogecoin(DOGE)の保有アドレス分布で、1000DOGE超を保有するアドレスが全体の約9.63%を占め、上位約10%に入る水準であることが分かった。少額保有アドレスは数で優勢な一方、供給の多くは一部の大口アドレスに集中している。
ブロックチェーンメディアのDecryptが10日(現地時間)に報じたところによると、9日時点で1000〜1万DOGEを保有するアドレスは全体の6.89%、1万〜10万DOGEは2.27%だった。両区分を合計すると、1000DOGE超の保有アドレスは約9.63%となる。
このデータは、Dogecoinコミュニティメンバーのナムトシ・ドジモトがXで共有した最新の分布データに基づく。アドレス分布ベースでは、1000DOGE超を保有すれば上位約10%に入る計算になる。
少額保有のアドレス数は多い。0.1〜1DOGEを保有するアドレスは820万件超で最多となり、1〜10DOGEのアドレスも151万件に上った。100〜1000DOGEの区分も全体の約12.34%を占めたが、1000DOGE超の層に入るとアドレス数は大きく減少した。
一方で、供給量は大口アドレスに偏っている。上位3アドレスの保有量は約516億9000万DOGEと、総供給量の33.43%に達した。さらに、1億〜10億DOGEを保有するアドレス群も、全体の23.01%を保有していた。アドレス数では少額保有層が厚いものの、実際の保有量は少数の大口保有者に集中する構図が鮮明だ。
足元の価格水準では、1000DOGEの価値は約83.8ドル(約1万2570円)。Decryptは、Dogecoinが0.5ドルまで上昇した場合、1000DOGEは500ドル(約7万5000円)となり、過去最高値の水準では737.6ドル(約11万0640円)に達すると指摘した。こうした試算は、相場の弱含みが続く中でも一部の長期投資家が買い増しを続ける背景の一端を示している。
市場価格は軟調に推移している。CoinMarketCapによると、Dogecoinは直近24時間で3.13%下落した。下落率は直近7日で11%、1カ月で23%、年初来で29%となった。
Dogecoinの下落は、暗号資産市場全体の軟調地合いと歩調を合わせて進んでいる。足元では、弱気相場の継続に加え、ビットコイン主導の売り圧力も重しとなっている。少額保有アドレスが多数を占める一方、供給は大口アドレスに集中したままで、価格は調整局面が続いている。