Samsung Electronicsの瑞草社屋(写真=聯合ニュース)

Samsung Electronicsは6月12日、デバイスエクスペリエンス(DX)部門でChatGPT、Gemini Enterprise、Claudeの3つの外部生成AIサービスの運用を開始する。単一のサービスに絞らず、業務内容や用途に応じて最適なAIを使い分けられる環境を整え、AIトランスフォーメーション(AX)を本格化させる狙いだ。

同社は6月11日、DX部門の社員を対象に外部生成AIサービスを正式導入すると発表した。

今後、DX部門の社員は社内でChatGPT、Gemini Enterprise、Claudeを利用できるようになる。特定の1サービスに限定せず、業務の特性や目的に応じて最適なAIを選んで活用できる点が特徴だ。

同社は今回の導入を、生成AIの活用を単発で終わらせず、社員がそれぞれの業務に適したツールを使える環境を整えるための取り組みと位置付ける。Samsung Electronicsはこれに先立ち、約2500人の社員を対象に外部生成AI候補の有効性を検証し、主要3サービスを選定したうえで導入準備を進めてきた。

同社は今回の導入を通じて、業務生産性の向上や働き方の見直しを後押しするとともに、意思決定の迅速化と組織全体の実行力向上につなげる方針だ。

外部生成AIの活用は、働き方そのものを変えながらAXを加速し、グローバル市場でのDX部門の事業競争力を高めることを目的としている。

ノ・テムン代表取締役社長は「外部生成AIの導入は、単に業務ツールとしてAIを提供することにとどまらない。私たちの働き方や業務遂行のスピードを根本から変える出発点になる」と述べた。

そのうえで「社員一人ひとりが自らの業務に最も適したAIを活用できる環境を整えることで、個人の生産性向上にとどまらず、組織全体の実行力を高め、DX部門の事業競争力を一段と引き上げる」と強調した。

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