GEOデータコンサルティングを手掛けるPlus0は6月10日、AI時代の検索環境の変化に対応する新たな検索マーケティング戦略「VoC×GEO」を発表した。マーケティングカンファレンス「実験の終わり、成果の始まり」に登壇したチョン・ソンジン代表は、生成AI向け検索最適化(GEO)の主要アルゴリズムと実行戦略を紹介した。
チョン代表は、ChatGPTやGeminiなど生成AIの普及により、ユーザーが検索結果のリンクをクリックせず、AIの回答だけで情報収集を完結させる「ゼロクリック」の流れが本格化していると指摘した。最近のポータル検索では、リンクのクリック率が60%減少したという。
こうした変化を踏まえ、同代表は「従来のSEOだけでは十分な成果を見込みにくい」と説明。SEOにGEOと回答エンジン最適化(AEO)を組み合わせ、AI検索エンジンにブランドを引用・参照されやすくする統合戦略へ転換すべきだと強調した。
Plus0が示したGEOの構築戦略は3段階で構成される。まず、顧客の声(VoC)データを基に、実際の購買転換につながる「本当の質問」を抽出する。次に、AIが引用しやすい構造化された回答を設計し、スクリプトエンジニアリングを通じてAIの可読性を高める。最後に、30〜50ページ以上の高品質なコンテンツを配信し、必要なコンテンツ量を確保する流れだ。
同社はあわせて、このプロセスの内製運用を支援するソリューションとして「Gewriter」と「VoCインテリジェンス」も披露した。
チョン代表は「AIの回答に自社ブランドを正確に引用させることは、いまやマーケティングにおける不可欠な生存戦略だ」と述べた。