写真=ペ・ギョンフン副首相(左)とEUのエカテリナ・ザハリエバ執行委員。科学技術情報通信部提供

ペ・ギョンフン副首相兼科学技術情報通信部長官は11日、ベルギー・ブリュッセルで欧州連合(EU)のエカテリナ・ザハリエバ執行委員と会談し、AIや先端バイオ、量子技術分野での研究協力拡大や人材交流の強化について協議した。

科学技術情報通信部によると、ペ副首相はイ・ジェミョン大統領のベルギー・EU国賓訪問に同行した。最初の訪問先として、ベルギー・ルーベンにある半導体、AI、量子コンピューティング分野の研究機関IMEC(Interuniversity Microelectronics Centre)を訪れ、現地で勤務する韓国人研究者らとの夕食懇談会を開いた。世界の技術革新の現場で研究に携わる研究者を激励したという。

その後、ザハリエバ執行委員と会談し、Horizon Europe準加盟初年度の実績を確認した。あわせて、AI基盤の科学技術イノベーション、先端バイオ、量子技術分野での研究協力や、理工系研究者の交流拡大策について意見を交わした。Horizon Europeは、EU執行委員会が所管する欧州最大の研究・イノベーションプログラムだ。

韓国は2025年、アジアで初めてHorizon Europeの準加盟国となった。科学技術情報通信部は、短期間で多くの研究課題が採択され、研究資金の獲得につながったとしている。英国インペリアル・カレッジ、国際がん研究機関、ワーヘニンゲン大学など世界有数の研究機関と、AIや量子などの先端デジタル戦略技術、先端バイオ・精密医療、クリーン水素、カーボンニュートラル技術を巡る中核研究課題で参画が進んでいるという。

また科学技術情報通信部は、EU側が次期研究・イノベーションプログラムでも韓国の準加盟継続に高い関心を示したと説明した。

ペ副首相は、K-ムーンショット戦略の中核拠点である国家科学AI研究センター(NAIS)を基盤に、AI活用研究と科学データ共有での協力を提案した。さらに、先端バイオ分野でのグローバル共同研究や、量子分野における共同研究とインターンシップの拡大の必要性も強調した。双方は、欧州研究会議(ERC)やマリ・キュリー・アクション(MSCA)などを通じ、優秀な研究者同士の交流を強化していく方向でも一致した。

両者は今回の会談を踏まえ、韓・EU科学技術共同委員会などを通じて具体的な協力策の協議を続けることで合意した。

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