写真=科学技術情報通信部

科学技術情報通信部は10日、AI・デジタル分野の有望企業の海外成長を後押しする「グローバルICT未来ユニコーン育成事業」の今年の対象企業15社を最終選定した。海外進出支援に加え、信用保証基金による運転資金保証やKOSDAQ上場支援もあわせて提供する。

同日、ソウルのロッテホテルで認証書授与式を開いた。

7年目を迎えた同事業は、AI・デジタル革新企業のグローバル成長を支援するスケールアップ施策。科学技術情報通信部と情報通信産業振興院を中心に、信用保証基金、韓国取引所、ソウル保証保険などの関係機関が連携して運営する。

昨年までの参加企業は累計104社。直近3年間の参加企業45社を対象にした成果調査では、2025年の海外売上高は前年比40%増の154億ウォンとなった。

雇用面でも伸びがみられた。参加企業の従業員数は計2306人で、前年より8.6%増加した。このうち約58%を34歳以下の若年層が占めた。

今年選ばれた15社には、科学技術情報通信部の初期スタートアップ支援策を通じて成長した企業も多い。Gadget Koreaは、同部のAI・デジタルスタートアップ支援事業の統合ブランド「K-Global Project」で昨年、優秀企業に選ばれた企業でもある。

このほか、AI・デジタル革新企業のコンテスト「2025年K-Digital Grand Championship」で決勝に進んだMobaWheel、CrossHub、AllMyTour、AIVISも対象に含まれた。

科学技術情報通信部は、各社ごとに2カ国への進出を支援する。選定企業は海外拠点を通じて、現地顧客の開拓やグローバル投資家とのマッチングなど、個別プログラムの支援を受ける。

資金面では、信用保証基金の別途の審査・評価を経て、1社当たり3年間で最大50億ウォンの運転資金保証を受けられる。ソウル保証保険による保証限度額の拡大に加え、保証保険料の10%割引も適用する。

韓国取引所は、技術特例上場に関する説明会や1対1の個別コンサルティングを通じ、KOSDAQ市場への上場も後押しする。科学技術情報通信部は昨年、信用保証基金と連携し、参加企業に計570億ウォン規模の保証資金を供給した。

イ・ドギュ情報通信政策室長は「これまで未来ユニコーン育成事業を経た多くの企業が、韓国ICT産業の中核として成長してきた」としたうえで、「今後も有望な国内ICT企業がグローバル市場を主導する企業へ飛躍できるよう、積極的に支援していく」と述べた。

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