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Zscalerは9日、米ラスベガスで開催した「Zenith Live 2026」で、AIエージェント向けの新たなセキュリティ製品「AI Broker」「Endpoint AI Security」と、「AI Access Graph」を発表した。AIエージェントの権限管理や通信保護、端末上のAI利用に伴うリスク対策を強化する。

SiliconANGLEが同日報じた。

企業システムが人間中心の利用環境から、自律的に動作するAIエージェントを含む環境へと移行する中、従来のセキュリティ対策だけでは権限管理やデータフローの統制が難しくなっていることを踏まえた対応だと、同社は説明した。

中核となる新製品の1つである「AI Broker(Zscaler AI Broker)」は、AIエージェント間の通信とModel Context Protocol(MCP)通信を保護する。あわせて、各エージェントのアクセス権限を管理するレジストリとしても機能する。

もう1つの「Endpoint AI Security(Zscaler Endpoint AI Security)」は、従業員端末のブラウザや拡張機能、プラグイン、ローカルAIツールに起因するAI関連の脅威への対策を支援する。

また、5月に1億7500万ドル(約263億円)での買収を発表したSymmetry Systemsの技術を基盤とする「AI Access Graph」も投入した。組織内のID、アプリケーション、データソースの接続関係を可視化し、過剰なアクセス権限の特定と削減につなげるという。

Zscalerはあわせて、1月に投入した「AI Protect」の機能も強化した。今回の更新では、パブリッククラウド上で稼働するAIエージェントとMCPサーバの識別機能を追加したほか、250以上の生成AIアプリを対象とするプロンプト抽出機能、AnthropicとOpenAIのコンプライアンスAPIへの対応も盛り込んだ。

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