ク・ヒョクチェ科学技術情報通信部第1次官は10日、基礎科学研究院(IBS)を訪れ、主要研究施設を視察した。あわせて研究団長らと懇談し、研究現場の課題を聴くとともに、基礎科学研究の競争力強化策を協議した。
今回の訪問は、現場重視の科学技術政策を掲げる「プロジェクト共感118」の一環で、19回目の現場訪問に当たる。チャン・ソクボク IBS新院長の就任を機に、基礎研究の現場と直接意見を交わし、競争力強化の方向性を探る狙いがある。
ク次官は、IBSリサーチソリューションセンターで、クライオ電子顕微鏡(Cryo-EM)やスーパーコンピューター「OLAF」など主要研究設備の運用状況を点検した。その上で、研究設備の共同利用拡大と、運用ノウハウの共有・普及を進めるよう求めた。
また、記憶およびグリア細胞研究団、ウイルス基礎研究所なども視察し、安定した研究環境の重要性を強調した。
懇談会では、研究団長らが将来志向の研究分野拡大、人材確保、研究費の柔軟な運用などを提案した。あわせて、若手研究リーダーとの連携拡大、海外人材の誘致、グローバル水準の制度運用といった研究力強化の方向性についても意見を交わした。
ク次官は「基礎科学は技術革新の原動力であり、国家の未来を支える中核的な基盤だ」と述べた。さらに、「IBSが国内基礎科学の拠点として、先導的研究を牽引し、科学技術競争力の強化により大きな役割を果たすことを期待する」と語った。
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