消防隊員優先接続サービスのイメージ図(画像=LGU+)

LGU+は6月10日、災害現場で通信が混雑した場合でも、消防活動に必要な通話とデータ通信を優先的に確保する「消防隊員優先接続サービス」を開始したと発表した。現場対応の円滑化と安全確保につなげる狙いだ。

同サービスは、大規模火災や事故などで携帯通信の利用が急増する状況でも、消防業務に必要な通信を安定的に利用できるようにするもの。災害発生時には一般利用者の通信が一時的に集中し、通話の接続遅延やデータ通信の不安定化が起こり得ることから、公共安全業務に必要な通信の安定確保を目的とする。

消防隊員の通話とデータ利用を優先的に処理することで、災害時でも比較的安定した通信環境を確保する。現場指揮や状況報告、隊員間の連携に伴う通信負荷を抑え、通信品質の低下による支障を減らすという。

LGU+は2025年10月、消防庁と業務協定を締結し、災害時に消防隊員へ優先的な通信利用環境を提供するための取り組みを進めてきた。その後、通信3社が共同で関連サービスの構築に着手した。通信業界が消防庁と連携して消防隊員向けの優先通信体制を進めるのは初めてだとしている。

LGU+は先月から、慶尚南道の昌原消防本部を皮切りに、消防現場で使用するUSIMの交換作業を進めている。今後は、消防隊員が出動段階から現場対応、事案終結まで、より安定した通信環境を利用できるようになる見通しだ。

サービス開始にあたっては、科学技術情報通信部の支援も受けた。同部は災害・安全分野の通信品質強化に向け、政策支援や制度面の検討を進めてきたという。

LGU+は今回の導入を機に、災害・安全分野における通信の役割をさらに強化し、公共分野との協力も拡大する方針だ。

LGU+のパク・ギョンジュン対外協力担当常務は「災害現場で通信は現場対応の基本インフラだ」とした上で、「関係省庁と協力し、消防隊員がより安定した通信環境の下で任務に集中できるよう支援していく」と述べた。

キーワード

#LGU+ #消防隊員優先接続サービス #優先接続 #災害対応 #消防 #科学技術情報通信部
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.