KakaoBankは10日、対話型人工知能(AI)サービスの利用者が、提供開始から1年で500万人を超えたと発表した。
同社は2025年5月、「AI検索」の提供を開始し、金融計算や送金、金融情報の照会などに対応する「KakaoBank AI」を公開した。その後は「AI送金」「AIモイム総務」などを通じて、金融サービスにおけるAI機能の適用範囲を広げてきた。
利用者数は提供開始から3カ月で100万人、6カ月で200万人、8カ月で300万人に達し、直近で500万人を突破した。開始以降、1分当たり約10人のペースで利用者を増やした計算だ。
KakaoBankは機能強化に合わせてAIシステムを改良し、投資情報やカード特典の検索機能を追加した。これにより、株式やファンドなどの投資情報を検索する目的でKakaoBank AIを利用する顧客は、日平均で10倍超に増えたという。
会話の流れに応じて追加の質問を提案する機能も導入した。会社側によると、回答に対する満足度は90%を超え、会話の途中で離脱する割合は約1%まで低下した。
今後は、社内業務と顧客向けサービス全般でAI技術の活用を広げる方針だ。2026年下半期には追加の機能改良を実施し、利用者ごとに最適化した対話機能も強化する。
KakaoBankは「AIの活用により、誰もがより利用しやすいかたちで金融サービスにアクセスできるようになった。今後もAI技術を基盤とした革新を通じて、差別化された金融体験を提供していく」とコメントした。
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