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Snowflakeは6月10日、Thomson Reutersが同社プラットフォーム上でエンタープライズAIとデータ基盤を構築していると発表した。法務、税務、規制分野のコンテンツと技術サービスを手がけるThomson Reutersは、単一基盤上でAIとガバナンスを一体運用し、主要業務の処理高度化を進める。

Snowflakeによると、Thomson Reutersは2021年から、ガバナンスとセキュリティ機能、拡張性の高いデータインフラを統合できる基盤としてSnowflakeを活用してきた。現在はデータエンジニア、アナリスト、ビジネス部門のリーダーら1500人以上が、Snowflake経由でガバナンスが適用されたデータにアクセスし、日々の業務判断に生かしているという。

あわせて、Snowflakeのコーディングエージェント「CoCo」(旧Cortex Code)を使い、レガシーシステムのSnowflake環境への移行と刷新も進めている。

CoCounselやWestlawなど主力製品を支えるデータパイプラインを統合したことで、コアワークロードの処理速度は最大3.4倍に向上した。静的なレポート中心の運用から、ほぼリアルタイムの分析に基づく運用への移行も進んだとしている。

従来は数週間かかっていた複雑な分析は数秒で処理できるようになった。主要業務で手作業に頼っていたデータ準備も不要となり、各チームはデータ処理ではなく意思決定により注力できる環境が整った。

Snowflakeで製品担当上級副社長を務めるクリスティアン・クライナーマン氏は、「Thomson Reutersは、単一のプラットフォーム上でAIとガバナンスを同時に拡張できることを実証している」とコメントした。その上で、「Snowflakeを基盤に信頼できるデータ環境を構築することで、各チームの意思決定を迅速化し、全社規模でのAI活用を広げられるようになった」と述べた。

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