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Datadogは年次イベント「DASH 2026」で、100を超える新機能を発表し、AIエージェント「Bits AI」の機能を拡張した。開発・運用・セキュリティの自動化を軸に、AIエージェントの管理機能や新たなセキュリティ機能、顧客環境内でデータを処理する仕組みも打ち出した。SiliconANGLEが9日(現地時間)に報じた。

今回の発表についてDatadogは、企業ITを巡る課題として2点を挙げた。コード生成のスピードが人手による管理能力を上回りつつあることと、攻撃者がAIを活用して中核システムを狙っていることだ。これを受け、自動化の水準引き上げと可視性の拡大に向けて製品群を強化した。

Bits AIは従来の根本原因分析中心の役割から対象領域を広げ、「Bits Detection」「Agent Eval」「Infrastructure」「Code」「Release」「Data Analysis」「Testing」「Chat」などの機能を追加した。インフラを継続的に点検し、問題の検知や調査を進めるほか、あらかじめ設定したガードレールの範囲内で対処策の提示や自動対応を支援するという。

このうち「Agent Eval」は、AIエージェントの不具合や誤動作を検証し、修正案の生成を支援する機能だ。Bits AIはSlackやAnthropic Claude内でも利用できる。

セキュリティ分野では、プロンプトインジェクションやエージェントポイズニング攻撃に対応する「AI Guard」を投入した。エージェントのテレメトリー追跡と挙動の異常分析を組み合わせ、単純なプロンプトと応答の点検だけでは見逃しやすい攻撃の検知と遮断を狙う。

ログ急増に伴うコスト負担への対応策としては、「Bring Your Own Cloud」も発表した。顧客のクラウド環境内にプラットフォームを配置し、データを外部に移さず、顧客のクラウド・オブジェクトストレージ上で処理とインデックス作成を行う仕組みとしている。

AIエージェントの統制機能も強化した。「Bits Agent Builder」は、顧客が定めた統制範囲内でカスタムAIエージェントを構築し、障害復旧の自動化やレポート作成、コンプライアンス対応を支援する。「Agent Console」は、Claude Code、Cursor、GitHub Copilotを含むAIエージェントやエージェント型開発ツールを一元的に監視する機能だ。

Datadogの共同創業者兼CEO、オリビエ・ポメル氏は「モデル性能だけでなく、運用の統制もAI時代の競争力を左右する要素だ」と述べた。

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