KOSPIは9日、機関投資家の買いを支えに急反発し、終値で8000台を回復した。前日にサーキットブレーカーと売りサイドカーが発動される急落となった反動に加え、半導体主力株への押し目買いが入り、相場は大きく切り返した。
終値は前日比612.52ポイント(8.18%)高の8096.93。指数は213.35ポイント(2.85%)高の7697.76で始まり、取引時間中には8119.09まで上昇した。
前日のKOSPIは8.29%安と急落し、7400台まで下落していた。9日はその反動に加え、米国の半導体株高も追い風となり、投資家心理が急速に改善したとの見方が出ている。
売買主体別では、機関投資家が2兆4978億ウォンを買い越し、相場の反発を主導した。一方、個人は6146億ウォン、海外投資家は2兆30億ウォンをそれぞれ売り越した。海外投資家の売り越しが続くなかでも、機関の大幅な買い越しが指数を押し上げた。
時価総額上位銘柄はおおむね上昇した。Samsung Electronicsは8.97%高の32万2000ウォンとなり、30万ウォン台を回復。SK hynixは15.91%高の221万5000ウォンと大幅高となり、再び200万ウォン台に乗せた。
このほか、SK squareは13.51%高、Samsung Electro-Mechanicsは18.39%高、LG Energy Solutionは2.06%高、Samsung Life Insuranceは4.66%高、Samsung C&Tは5.02%高だった。Hyundai Motorは前日比変わらず、HD Hyundai Heavy Industriesは1.45%安で引けた。
相場反発を主導したのは半導体大型株だった。前日の急落局面で大きく売られたSamsung ElectronicsとSK hynixに押し目買いが入り、米半導体株の反発も投資家心理の改善につながった。Samsung Electro-MechanicsやSK squareなど、電子部品・半導体関連株も大幅高となり、指数の上げ幅拡大に寄与した。
KOSDAQも反発した。終値は前日比56.42ポイント(6.19%)高の967.81。前日は9%を超える下落となったが、1日で960台後半まで戻した。
9日の相場は、前日の急落局面とは対照的な展開となった。8日にはKOSPI、KOSDAQの両市場でサーキットブレーカーと売りサイドカーが相次いで発動されたが、9日は寄り付き直後に両市場で買いサイドカーが発動されるなど、反発の勢いが際立った。
もっとも、海外投資家はKOSPIで2兆ウォン超を売り越しており、需給面の不安定さは引き続き相場変動要因となりそうだ。市場では、半導体株の戻りが持続するかに加え、海外投資家の売りが和らぐか、ウォン相場が安定するかが追加反発のカギになるとみられている。
ソウル外国為替市場では、対ドルのウォン相場が前日比12.50ウォン高の1ドル=1515.30ウォンとなった。