Appleは年次開発者会議「WWDC」で、App Storeにおけるアプリの累計ダウンロード数が200万件未満の小規模開発者を対象に、基盤モデルのクラウドAPI利用料を無償化する。TechCrunchが8日に報じた。
対象となるのは、Private Cloud Compute上で稼働する基盤モデルだ。
Appleは、「インフラコストがアイデアの検証を妨げるべきではない」として、今回の措置の狙いについて説明した。
200万件という基準は、小規模開発者に低料率の手数料を適用する「Small Business Program」に近いという。
Appleは今年、基盤モデルフレームワークの対応範囲を広げ、画像入力に対応するほか、サーバー側モデルとの連携も可能にする。より複雑な処理が必要な場合には、開発者が任意のクラウドモデル事業者のモデルをAPI経由で利用できるようにする。
今回の対応は、AI実験に伴うコスト負担が増すなかで打ち出された。MetaとAmazonは、社員同士でAIツールの利用量を競う社内ランキングを廃止。Uberは2026年のAI予算を4カ月で使い切ったという。
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