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XRP Ledger(XRPL)のアクティブアドレス数が1日で約2万件から7800件へと急減した。減少率は約61%に達する。足元ではネットワーク利用の鈍化を懸念する見方もあるが、市場ではエコシステムの失速ではなく、投機的な過熱が一服した結果との受け止めが広がっている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが8日(現地時間)に報じた。XRPLではこれまでも、投機マネーの流入やトークン発行、裁定取引、一時的な利用急増などを背景に、アクティブアドレスが急増した後に落ち着く局面が繰り返されてきた。今回の減少も、活動水準がより持続可能なレンジへ戻る過程である可能性があるという。

一方、市場がより敏感に反応したのはオンチェーン指標より価格動向だった。XRPはアクティブアドレス減少が意識される前から軟調な地合いが続いており、3月以降続いていた下降三角持ち合いを足元で下放れた。これを受けて売りが広がり、主要なサポートラインだった1.3ドルを割り込んだ。

その後はいったん反発したものの、従来のサポートラインは足元でレジスタンスとして意識されている。

出来高の動きも弱気シグナルを裏付けた。価格が下放れた局面では取引が大きく膨らみ、市場参加者の多くが一斉にポジション整理に動いた可能性を示した。U.Todayは、こうした出来高の急増は、恐怖心理が強まる局面での投げ売りで見られやすいと指摘している。

足元のXRP安の背景については、ネットワーク固有のファンダメンタルズよりも、市場全体の売り圧力の影響が大きいとの見方が優勢だ。

過去には、XRPのオンチェーン活動が大きく落ち込んだ後に価格が反発した例もあった。アクティブアドレスの増加が常に強気材料になるわけではない、との見方も改めて意識されている。

アドレス数が過度に膨らむ局面では、持続性に乏しい投機需要が反映されている場合がある。その需要が剥落する過程は、市場の過熱解消につながる可能性もある。

今後の焦点は、今回の急減後にアクティブアドレス数がさらに落ち込むのか、それとも現在の水準で安定するのかにある。7000〜8000件規模の利用者基盤が維持されれば、直近の減少は一時的な活動の剥落にとどまると解釈しやすくなる。

半面、減少が続く場合は、ネットワーク需要そのものを改めて見極める必要がある。

数値のインパクト自体は大きいが、足元の状況は単純ではない。市場では、XRPLが短期的な過熱局面を通過し、より健全なベースラインへ戻る過程にある可能性も残るとして、価格がレジスタンスを回復できるかどうかに加え、アクティブアドレスの安定化を次の判断材料として注視している。

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