放送メディア通信審議委員会は6月9日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)開幕を前に、違法スポーツ賭博サイト1280件の利用解約と接続遮断を議決したと発表した。大会期間中はサッカー人気に便乗した違法賭博の拡大が見込まれることから、関係機関と連携して監視と遮断を強化する。
同委員会は同日、通信審議小委員会を開き、対象サイトへの是正措置を決定した。大会期間中に違法スポーツ賭博が横行するおそれがあると判断し、利用者被害の未然防止を図る。
同委員会によると、是正要求の対象となったサイトでは、サッカーや野球に加え、韓国で唯一の合法スポーツベッティングサイト「Betman」が扱っていない海外のUFC、ボクシング、アイスホッケーなども賭けの対象としていた。
さらに、合法サイトと異なり、試合中にオッズがリアルタイムで変動する「ライブベッティング」機能を備え、射幸心を強くあおる運営形態を取っていたという。
同委員会は今後、射幸産業統合監督委員会など関係機関と連携し、大型スポーツイベント期間中の違法スポーツ賭博サイトに対する監視を強化する方針だ。北中米W杯の終了まで、迅速な遮断措置を続けるとしている。
同委員会は「W杯への国民的関心に便乗する違法サイトは、入金された賭け金を持ち逃げして姿を消す『食い逃げ』被害につながる可能性が高い」と注意喚起した。違法サイトを見つけた場合はアクセスせず、同委員会の通報ページや電話窓口を通じて通報するよう呼びかけている。
一方、違法スポーツ賭博サイトに対する是正要求の議決件数は減少傾向にある。2024年は6万9350件、2025年は4万3718件、2026年は6月8日時点で5279件だった。