写真=Microsoft

MicrosoftはBuild 2026で、AIエージェント向け検索エンジン「Web IQ」を発表した。人間向けではなくAIエージェントによる利用を前提に設計し、検索結果を圧縮した形式で返すことで、トークン消費を抑えながら高速応答を実現するという。

CNETによると、Web IQはAIエージェント向けに最適化した検索エンジンだ。従来の検索エンジンが人間向けに検索結果をランキング形式で表示するのに対し、Web IQはAIエージェントが少ないトークンで素早く処理できるよう、圧縮した形式で結果を返す。

Microsoftの検索・AI部門のプレジデント、ジョルディ・リバス氏は、「20年にわたって蓄積してきたBingの技術を基盤に、エージェント最適化型の検索エンジンとして一から再設計した」と説明した。

Microsoftによると、Web IQは95%のケースで165ミリ秒以内に結果を返し、競合製品と比べて約2.5倍高速だという。すでにCopilotやOpenAIのChatGPTでも一定期間利用されてきたとしている。

リバス氏は、年内にもAIエージェントによる検索回数が人間を上回るとの見通しを示した。チャットの応答1回でも複数回の検索が実行されるため、検索量は自然に人間を超えるとみている。

一方で、数年以内にAIが人間の1000倍の検索を行うといった一部の予測には同意しない姿勢も示した。その上で、AIエージェントによる検索量が人間を追い越す流れは確実だとの認識を示した。

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