Apple初の折りたたみiPhoneを巡り、ダミーモデル画像から本体仕様の一端が見えてきた。報道によると、内側ディスプレイは約7.8インチ、外側ディスプレイは約5.5インチとなる見通しで、生体認証にはFace IDではなく側面ボタン一体型のTouch IDを採用する可能性がある。
米ITメディアの9to5Macは7日(現地時間)、著名リーカーのソニー・ディクソン氏が公開した折りたたみiPhoneのダミーモデル写真をもとに、外観デザインやヒンジ構造、カラーバリエーションなどの詳細を報じた。
流出したダミーモデルによると、端末を開いた状態では約7.8インチのメインディスプレイを搭載し、表示領域はiPad miniに近いという。前面カメラは内側ディスプレイの左上に配置されるとみられる。
一方、閉じた状態で使う外側ディスプレイは約5.5インチとされる。閉じた際の画面比率は従来のiPhoneよりやや短く、横に広い形状で、パスポートのようなフォームに近いとみられている。
カメラ構成は、内側に前面カメラ1基、外側に背面カメラ2基を搭載するとの見方が出ている。生体認証はFace IDではなく、側面ボタンに統合したTouch IDを採用する可能性が高いとされ、端末のロック解除やApple Payの認証に用いるという。
本体カラーを巡っても見方が分かれている。Bloombergのマーク・ガーマン氏はブラックとホワイトの2色展開を予想した一方、ディクソン氏はホワイト1色にとどまる可能性を指摘した。
Appleが新製品の投入初期にカラーを絞り、後続モデルで選択肢を広げてきた経緯に照らせば、こうした見方にも一定の説得力がある。初代iPhoneとiPadはいずれも発売当初は単色展開で、その後ラインアップを広げた。iPhone Xもシルバーとスペースグレイの2色のみだった。
市場では、折りたたみiPhoneの競争力の鍵として、ハードウェアの完成度とヒンジ技術が挙がっている。複数の情報筋は、ディスプレイの折り目が肉眼ではほとんど分からない水準まで改善されるとみている。
また、Appleが既に築いているiPadアプリのエコシステムを活用できる点も強みとされる。発売初期からソフトウェア体験を充実させやすいため、韓国標準時9日午前2時に公開を控えるiOS 27で、折りたたみ端末向けのユーザー体験に関する手掛かりが示されるかにも注目が集まっている。
ディクソン氏はXへの投稿で、「iPhone Foldのダミーユニットを初公開。Appleが複数のカラーを用意するようには見えず、現時点ではホワイトが唯一の選択肢に見える」と述べた。