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米メディアのAxiosは7日(現地時間)、AI投資ブームを支えてきた前提に揺らぎが生じ、ウォール街でAI事業の採算性を見極める動きが強まっていると報じた。

Axiosによると、投資家は先週、AIを巡る4つの厳しい現実に直面した。

まず、AIのコスト負担の大きさに対する懸念が一段と強まった。CEOの間では「AIは高すぎる」との声が広がっており、MicrosoftもAnthropicのモデルの価格の高さに言及した。Bain & Companyの調査でも、AI投資のリターンは企業の期待を大きく下回っているという。

AIインフラ需要そのものは引き続き強いものの、Broadcomが慎重な業績見通しを示したことも市場心理を冷やした。同社の時価総額は2日間で4400億ドル(約660兆円)減少した。

金融環境も逆風となっている。FRBを巡っては利下げ期待が後退し、利上げ観測が意識されており、AIインフラ向け投資の資金調達コストも上昇するとの見方が出ている。

こうした流れを受け、NASDAQは14カ月ぶりの大幅安となった。S&P 500も2%超下落した一方、指数構成銘柄の過半は上昇していたという。

Axiosは、こうした現象が前回確認されたのは、2000年4月12日のドットコムバブル崩壊局面だったと伝えた。

Axiosは「AI技術の将来は明るいが、AI事業は底の抜けたバケツのように見え始めた」と指摘。そのうえで、「AIの費用は足元で発生する一方、利益は後になって現れる。場合によっては、永遠に来ないかもしれないという不安が市場を揺らしている」と報じた。

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