韓国取引所は6月8日、国内外の株式市場で変動が強まっていることを受け、「緊急市場点検会議」を開いた。前日の米国株式市場と夜間先物の急落を点検し、今後の市場管理方針を協議した。
会議では、直近の市場動向を共有するとともに、相場の不安定化に備えた対応策を確認した。世界的に株式市場の値動きが荒くなる中、中東情勢や為替動向といった外部要因への警戒が強まっていることを踏まえた対応となる。
取引所は、市場変動に先手を打つため、取引所を挙げて安定運営に向けた対応態勢を強化する方針を示した。
金融当局と緊密に連携し、世界の株式市場、中東情勢、為替動向などを継続的に注視する。あわせて、ITシステムの安定運用を徹底し、サイドカーなど市場安定化措置を機動的に発動できるよう備えるとしている。
不公正取引や違法空売りに対する監視・点検も強化する。市場の不確実性に乗じた不公正取引の未然防止に取り組むほか、違法空売りに対する点検対象も広げる計画だ。
チョン・ウンボ理事長は「取引所の全役職員は、市場の急変に迅速に対応できるよう緊張感を保ち、安定的な市場運営に総力を挙げてほしい」と述べた。
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