Mirae Assetは6月5日、「TIGER米国宇宙関連ETF」の純資産が2兆ウォンを超えたと発表した。SpaceXの上場期待や宇宙産業の成長観測を背景に個人マネーが流入し、残高の拡大が続いている。
韓国取引所によると、同ETFの純資産は5日時点で2兆4653億ウォン(約271億円)。4月14日に300億ウォン(約33億円)規模で上場した後、5月19日に1兆ウォン、同28日に2兆ウォンをそれぞれ突破した。
個人資金も同ETFに集中した。上場以降、韓国市場に上場する米宇宙関連ETF全体への個人純買いは2兆1167億ウォン(約233億円)で、このうち1兆8151億ウォン(約200億円)が同ETFに流入した。全体の約86%を占める。
運用成績も資金流入を後押しした。6月4日時点の直近1カ月リターンは49.6%だった。高い上昇率に個人資金の流入が重なり、純資産を押し上げた。
主な組み入れ銘柄はRocket Lab、Intuitive Machines、Redwire、AST SpaceMobileなど。打ち上げ、衛星製造、月探査、低軌道衛星通信インフラに関連する企業でポートフォリオを構成している。
SpaceXの上場期待も、宇宙産業に対する投資家心理を支える要因となっている。同ETFは、SpaceXが上場した場合、最大25%まで組み入れる設計としている。
このほか、スターリンクの契約者拡大や宇宙通信インフラ需要の増加、月探査と打ち上げ市場の成長も、ニュースペース市場への期待を高める材料とされる。
キム・ナムホMirae AssetグローバルETF運用本部長は「今回の成果は、差別化したポートフォリオ戦略が投資家の選択につながった結果だ」とした上で、「韓国市場に上場する宇宙関連ETFを代表する商品として定着しつつある」とコメントした。