BitcoinとEthereumが2026年に入って軟調に推移している。The Crypto Basicが2日(現地時間)に伝えたところによると、Bitcoinは年初来で16%超、Ethereumは32%超下落した。一方、ブレント原油や米主要株価指数、貴金属はそろって上昇しており、暗号資産市場の出遅れが目立っている。
上昇率が最も大きかったのはブレント原油で、年初来の上昇率は63.3%を超えた。米国とイランの衝突を受けてホルムズ海峡が封鎖され、供給不足への懸念が強まったことが相場を押し上げた。
米国株も堅調だった。Nasdaqは年初来13.8%高、S&P 500は9.2%高となり、ともに過去最高値を更新した。米10年国債利回りは6.9%、ドル指数は0.6%上昇した。
貴金属も底堅く推移した。金は年初来1.2%高、銀は0.5%高だった。金は今年、一時5597ドルまで上昇した後、4500ドル近辺まで下落したものの、なお年初の水準を上回っている。
Bitcoinは年初に9万8000ドルまで上昇し、5月にも8万2000ドルまで持ち直したが、その後は6万9000ドルを下回った。過去にはリスク選好が強まる局面で伝統的な金融資産を上回る場面もあったが、今年はエネルギーや株式に資金が集中し、相場全体の上昇に乗り切れていない。
Ethereumの下落率はさらに大きい。EthereumはBitcoin以上に値動きの振れが大きい傾向があり、下げ幅も拡大した。分散型アプリケーションやトークン化資産を支える中核ネットワークとしての地位は維持しているものの、2026年の市場パフォーマンスでは伝統資産だけでなく、他の資産クラスに対しても劣後している。