KAISTは6月1日、学内で「KAIST AI大学ビジョン宣言式」を開き、AI時代を主導する人材の育成と研究革新に向けた中長期ビジョンを発表した。教育・研究改革に加え、産学連携や責任あるAIのエコシステム構築も柱に据える。
式典は同日午前10時から、学内の学術文化館で開催された。KAISTは、AI時代の中核人材育成、教育・研究改革、産業界との連携、責任あるAIのエコシステム構築に向けた方向性を示した。
KAIST AI大学では、AIの中核技術を先導する研究人材と、幅広い分野でAIを創造的に活用できる融合人材の育成を進める。モデル、アルゴリズム、システム、インフラ、ドメイン融合に加え、未来社会の設計や責任あるAIまでを視野に入れた教育・研究体制を構築する方針だ。
宣言式では、イ・グァンヒョン総長の歓迎あいさつに続き、ペ・ギョンフン副首相兼科学技術情報通信部長官が基調講演した。講演では、AI時代の中核人材育成と教育改革の方向性を示した。
続くセッションでは、ユン・グクジンAI大学長が「KAIST AI大学のビジョンと革新の方向」をテーマに、中長期ビジョンと推進戦略を説明した。
会場では、KAIST AI大学の助言委員団の委嘱式も行われた。海外の助言委員には、世界的なAI研究者であるヨシュア・ベンジオ・モントリオール大学教授と、チョ・ギョンヒョンNYU教授が加わる。
国内からは、韓国科学技術研究院のほか、Naver Cloud、Lunit、Rebellions、Samsung Electronics、SK Telecom、Upstage、NC AI、EnableFusion、Krafton、Hyundai Motor、Forty Two Dotが参加した。
このほか、「AI時代の新しい教育・研究文法」をテーマにしたAI革新特別セッションも実施した。学部生代表が登壇して問題提起を行い、AI大学長、助言委員、学生が参加するパネル討論が開かれた。
ユン・グクジンAI大学長は「KAIST AI大学は、AIとともに人間の知的能力を拡張する教育・研究プラットフォームを目指す」と述べた。その上で、「世界水準のAI人材育成、挑戦的な研究、責任あるAIのエコシステム構築をけん引する拠点へと成長していく」と語った。
イ・グァンヒョン総長は「AIは特定分野の技術にとどまらず、科学技術、産業、社会全般の変化を導く中核的な原動力だ」と指摘。「KAIST AI大学が韓国のAI人材育成と研究革新を主導し、世界と協力するプラットフォームへ成長できるよう積極的に支援する」と述べた。