KakaoBankは6月1日、ソウル市と連携して青少年向け金融教育を拡充すると発表した。日常生活に必要な金融の基礎から金融詐欺の予防、アイデア公募までを一体で展開し、青少年の金融リテラシー向上と経済的自立を後押しする。
同社は5月26日、ソウル市と業務協約を締結した。青少年の健全な金銭感覚の醸成と金融リテラシーの向上が狙いだ。
協約に基づき、ソウル市は5~9月、市立青少年センター21カ所で約360人を対象とした「経済・金融アカデミー」を運営する。貯蓄、投資、消費など、日常生活で役立つ金融の基礎を学べる内容とする。
プログラムは、KakaoBankの金融サービス利用事例を盛り込んだ教材による座学と、Nexon Koreaのコーディングプラットフォーム「Hello Maple」を活用した体験型実習で構成する。
金融面で支援が必要な青少年への取り組みも並行して進める。ソウル市は7月から、青少年シェルターと自立支援施設19カ所の利用者を対象に、ボイスフィッシングや違法融資などをテーマとした金融詐欺の予防教育を実施する。
あわせて、金融面の診断や消費習慣の改善を支援する1対1の個別メンタリングも運営し、青少年の経済的自立を支える方針だ。
11月には、青少年向け金融アイデア公募「バンカートン」も開催する。未来の金融サービス、青少年の金融課題の解決、金融詐欺の予防などをテーマに、優秀なアイデアを選定して表彰する。
KakaoBankアプリ内での青少年向け情報へのアクセスもしやすくする。15日からは、アプリ内の「全体」タブにある「青少年体験・進路情報探し」メニューで、体験プログラムや進路・進学に関する情報を確認できるようにする。
KakaoBankは「青少年が実生活で必要な金融知識を身に付け、主体的な金融習慣を育めるよう支援していく」とコメントした。その上で、「次世代の健全な成長に向けた取り組みを継続する」としている。