米ニューヨーク南部地区連邦検察は27日、Googleのソフトウェアエンジニア、ミケーレ・スパニュオロ被告を詐欺と資金洗浄の罪で起訴した。検察は、同被告がGoogleの非公開データを利用して予測市場「Polymarket」で取引し、約120万ドルの利益を得たとみている。Wall Street Journalが同日、報じた。
起訴内容によると、スパニュオロ被告はGoogleの「Year in Search」に関する非公開データを使い、Polymarketで関連契約を取引したとされる。検察は、このデータに一部の従業員しかアクセスできなかったとしている。
捜査資料では、その年に検索数が最も多かった人物として、ラッパーのKendrick Lamarや歌手のd4vdの名前が挙がっていた。被告はこうした情報を基にポジションを取り、利益を上げたとみられる。
さらに、GoogleのAIモデル「Gemini 3」の公開時期に関する予測でも的中させ、追加の利益を得たとも報じられた。
Googleは、被告を職務から外したうえで捜査に協力していると明らかにした。同社は「全従業員が利用できる社内ツールだったが、機密情報を使って取引する行為は重大なポリシー違反だ」と説明している。
Polymarketを巡り、非公開情報を悪用した取引で起訴されるのは今回が2件目。これに先立ち、米軍特殊部隊の隊員がベネズエラの軍事作戦に関する情報を利用して取引した疑いで起訴されていた。
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