ビットコインの4年サイクルはなお有効だとの見方が示されている。写真=Shutterstock

ビットコインの4年サイクルはなお有効で、次のサイクル安値は2026年10月に訪れる可能性がある。暗号資産アナリストのベンジャミン・コウェン氏がこうした見方を示したと、ブロックチェーンメディアのBeInCryptoが27日(現地時間)に報じた。

コウェン氏は最近公開した動画で、今回の相場サイクルも過去のパターンから大きく逸脱していないと指摘した。

同氏によると、今回の高値を付けた時期は過去のサイクルとほぼ一致している。直近2回のサイクルでは、前回安値から高値までの日数はそれぞれ1059日、1168日だった。今回は1162日目に高値を付けたという。

ビットコインは足元で7万5650ドル前後で推移している。10月6日に記録した12万6080ドルと比べると、約40%低い水準だ。

コウェン氏は、現物ETFの承認や企業による需要、「ビットコインを準備資産とみなす」といった見方が、従来の4年サイクルを崩したとする主張も退けた。過去のサイクルでも同様の材料はあったが、最終的には弱気相場が続いたとしている。

また、今回の高値が過去のような過熱局面ではなく、市場の無関心の中で付けられたとしても、弱気相場入りの可能性は残ると述べた。1962年から1982年までのS&P500の値動きを根拠に、急騰の末の明確な天井ではない形で高値を付けた後でも、弱気相場は起こり得ると説明した。

足元の戻りについても、過去に比べて勢いは弱いと評価した。今回の反発は、2022年の安値後に見られた46%の上昇より弱く、直近16週間の上昇局面も、過去の中間選挙年の回復局面で見られた15〜25週間の範囲内に収まるとしている。

そのうえで同氏は、自身の見通しが外れる可能性も認めた。より緩やかな値動きになった場合でも、ビットコインは年内に6万ドル水準を再び試す可能性があり、本格的な強気相場はその再テスト後に再開するとの見方を示した。

コウェン氏の基本シナリオは、2026年10月に安値を付けるというものだ。今回のサイクルが過去と異なる局面に入ったと主張するのであれば、その根拠を示す責任は強気派側にあるとも述べた。

キーワード

#ビットコイン #暗号資産 #4年サイクル #現物ETF #S&P500 #ベンジャミン・コウェン
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.